1998年3月号より連載が始まった『海皇記』。
今月発売された2010年8月号にて、堂々の完結を迎えました。
(途中、『修羅の門』の外伝『修羅の刻』を描かれています)
作者は商船高等専門学校を卒業されているということで、
特に帆船の描写が多かった作品です。
そんな中、主人公ファンの使う体術に「陸奥圓明流」の技に似たものがあり、
(作者の別作品である『修羅の門』での主人公「陸奥九十九」が使う)
初めてファンが使ったのを見たときは「繋がりがある!?」と感じたものですが、
Wikipediaを見る限りでは「世界設定は共有していない」とのこと。
今月号に掲載された最終回ですが、
『海皇記』が好きな読者なら満足できたのではないでしょうか。
大胆な構成のページが数ページにわたっていますが、
作者の描き方をずっと見続けてきた読者にとっては、
気にならないどころか、粋な演出と取るでしょう。(私がそうだし)
さて。
作者は今後何を描くのかな、と思いながら最終ページをめくってみると、
なにやら次回作の絵コンテが既に出来ているそうです!!
次号の2010年9月号に詳細が掲載されるようなので、
作者のファンのひとりとして、とても楽しみです。
個人的には・・・。
『修羅の門』を再開してほしいなぁ・・・。