『ラジアータストーリーズ』と『ワイルドアームズ3』を、
昨夜、それぞれ1時間ほどプレイしてみました。
まずは『ラジアータストーリーズ』。発売元はスクウェアエニックス。
3Dキャラのテクスチャや背景の描き込みなど、
かなり細かなところもキチンと仕事をされているようで、
さすがはスクウェアエニックスだな、と思いながらも、
どーにも理解しがたい部分もあったりします。
根本的に気に入らないのが、主人公であるジャックの設定。
徹底して「世間知らず」であり、そのうえ「バカ」。
かなり酷い表現をしましたが、少なくとも私の目にはそう映りました。
それら2点において、とにかく終始イライラさせられ、
たとえ将来有望と見込まれたとしても、
プレイヤーは少しもそんな気になれません。
また、主人公が取れるアクションについても一言。
配置されている家具などの中にはアイテムが隠されていることがあるのですが、
そのアイテムを取得するためのアクションは、なんと「蹴る」こと。
けっして派手ではないものの、なんとかならなかったのかと思ってしまいました。
同様に、扉をたたくというアクションもどーにもイマイチ感が漂います。
「トントン」や「ドンドン」ではなく、「バスバス」…。
つまり「パンチ」なんです。しかもかなり早い(無呼吸連打!?)
それをした後、初めて扉を開けるアクションが取られるのですが、
なんとも後味が悪く感じられるのは私だけでしょうか。
(団長とジャックの漫才みたいな掛け合いも、全然面白くないし…)
ともあれ、せっかく買ったのでゲームを進めてみます。
新設騎士団の最初の任務に赴くため、一行は一路目的地に向かいます。
途中、敵がうろついていて、接触すれば戦闘に移行。
このゲームの“売り”の一つである、
「命令」や「リンク」(現時点では後者はまだ使えない)が、
十分に生かしきれていないように思えます。
それぞれのキャラクターが小気味よく動くのは好感が持てますが、
(プレイヤーの操作がダメなためか)乱戦になりやすく、
正直な話もみくちゃ状態で、どういう戦況なのかパっと見で分かりづらいのです。
システム的には決して悪くないので、もう少し練ってほしかったと思います。
1時間ほどしかプレイしていない上、悪い点しか見えてないようですが、
もしかしたら、この先面白い展開になるかもしれません。
ということで、このまま放置せず、なんとか最後までプレイしてみたいと思います。
「もしかしたら」評価が変わるかもしれませんので…。
次に『ワイルドアームズ3』。
はっきり言って面白いです。
『ラジアータ~』と比較しちゃいけないのは分かっているつもりですが、
ソレを抜きにしても、かなり面白い作品だと思います。
3D(ぽい)キャラのテクスチャは少々荒っぽい感じがしますが、
それを感じさせない、ゲーム全体の「作り込み」は脱帽モノです。
シリーズを通してのテーマのひとつ「口笛と荒野」がとてもしっくりしていて、
そこかしこに西部劇のような雰囲気を感じ取ることが出来ます。
戦闘シーンにおいても、メインとなる武器は銃。
メインキャラはもちろんのこと、メインの敵キャラも銃を扱っています。
PS2でリメイクされた『ワイルドアームズ アルターコード:F』も面白かったですが、
今作も期待を裏切らない良い作品の“匂い”を感じます。
コチラも最後までプレイし、パズル等のやり込みもしていくつもりです。
※今日の大往生
2回プレイして2回とも3面ボス最終攻撃で全滅。1800万前後。
ハイパーを使った後、敵のランクがメチャクチャ上がってるような…。